交通

魔剤府新幹線

日本の大都市の多くは新幹線が通っている。中でも魔剤府は二つの新幹線が通っている全国でも数少ない都市だ。
今回紹介するのは魔剤府新幹線。名前の通りこの地・魔剤府のためにつくられた。 上図:魔剤府新幹線の停車駅案内。案内状は名古屋までが魔剤府新幹線ではあるが管理上は東海道新幹線の岐阜羽島-米原にある分岐点までである。

概要


魔剤府新幹線は1972年3月15日に国鉄の路線として開業した。ちなみにこの日付は山陽新幹線が岡山まで開通した日付と同じだ。そのため構造において山陽新幹線とは共通するところが多い。例えば建設基準では、最小曲線半径が4000m、最急勾配が15/1000、軌道中心間隔が4300mmと山陽新幹線の基準と一致する。

ところで、国鉄の同時建設は国鉄に多額の建設費という重荷を背負わせる結果となった。しかし、国内でも規模の大きい都市圏である魔剤府都市圏と東京・名古屋が一本でつながった魔剤府新幹線。利用客は当然多く、現在では輸送量の逼迫が新たな問題となっている。

国鉄分割民営化が完了した現在は、東海道新幹線や魔剤府近郊の在来線と同会社のJR中日本によって運行されている。JR3社(東中西)の中でも中日本が圧倒的な利益を出しているのは東海道新幹線と魔剤府新幹線による黒字が理由と言われている。

雪対策


東海道新幹線の関ケ原付近は降雪地帯ということで注目されることが多いが、北陸地方の都市である魔剤府も負けず劣らず降っている。しかし、魔剤府新幹線自体が雪によって遅れることは少ない(もちろん東海道新幹線の雪による遅れの影響を受ける)。これは、建設時から雪対策をしていたからである。
主な対策としては が上げられる。特に後者の効果は大きいようでバラストによる問題がない。
こうした対策はこの後建設される東北系統の新幹線に継承されていくこととなる。

車両

現在、魔剤府新幹線で運用されている車両は全て東海道新幹線と共通である。そのため山陽新幹線とは違い全て16両での運行となっている。また、東海道新幹線と共通なのでJR西日本の車両が入ってくることも多々ある。

現在運行されている車両

  • 700系
  • N700系
これらの車両の詳細は他サイトで確認されたし。
N700系

運行形態


魔剤府新幹線の基本的なパターンは1時間あたり、しらさぎ:みなも:こだま=4:1:1である。これに加え多客・ラッシュ時はみなもが増発するという形態を取っている。
名古屋止まりの「みなも」しか増発しない主な理由としては東海道新幹線の逼迫だ。現状1時間あたり5本が東京までの直通をしているがこれもかなり危ないダイヤとなっている。実際東京までの需要は現状の本数以上あり、リニア中央新幹線の大阪開業時は本数が増えることが予想されている。

「しらさぎ」


魔剤府新幹線内での最速達タイプの列車。東海道新幹線に直通し名古屋-東京では「のぞみ」と停車駅は同じである(名古屋・新横浜・品川・東京)。種別カラーは黄色。
開業当初からある種別で、東海道新幹線に「のぞみ」が設定されるまでは東海道新幹線内の停車駅は当時の「ひかり」に準じるものだった。
魔剤府新幹線内の停車駅は魔剤府・熱津・名古屋である。常に1時間あたり4本運行している。前述したが東海道新幹線の輸送量の逼迫により臨時の増発は一度もされたことがない。

「しらさぎ」という列車名は元はといえば名古屋-富山を走っていた在来線特急の名称である。新幹線開業で在来線特急の「しらさぎ」は消滅したが、現在では魔剤府駅で特急「サンダーバード」が新幹線の「しらさぎ」に接続している。

「みなも」


「みなも」は線内完結運用で速達タイプの列車である。停車駅は魔剤府・熱津・新長浜・名古屋で通過するのは岐阜羽島のみだ。種別カラーは水色。
定期列車としては概ね1時間に一本設定され、多客時・ラッシュ時には多くの臨時列車が設定されている。臨時列車が多いのは線内完結運用(それでも岐阜羽島手前-名古屋は東海道新幹線と重複)のため増発が他の列車よりもしやすいのが理由である。そのため時間帯によっては「みなも」の方が「しらさぎ」より本数が多くなることもある。

「こだま」


「こだま」は全駅に停車するタイプの列車である。東海道新幹線の「こだま」と変わりはない。種別カラーは青色。
概ね1時間に一本の運行であり、東京まで直通する。もちろん東海道新幹線内も全駅に停車する。
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